今回は我が子が低学年の頃、学校で本人の不注意で転んで手が付けず、前歯がグラグラになってしまった時のことと、その時に学んだ親のメンタル維持について綴らせていただきます。
我が子が転んで歯がグラグラになった時のこと
学校から呼び出しの電話が入りました
ある日、学校からスマホに着信がありました。電話に出てみると、「申し訳ありません、〇〇君が転んで手が付けず、前歯を床にぶつけました。今歯医者に連れて来ているので迎えに来てください。」と先生がおっしゃいました。特別支援学校は地域の学校と違って数が少なく、学区が広範囲なので少し遠いのです。私はすぐに我が子がいる歯医者さんに向かいました。
歯医者さんに到着、我が子の様子確認
歯医者さんに着くと、我が子は「やってしまったー」という不安な表情でした。お口の中を見てみると、上下合わせて8本の前歯の上下の歯茎から出血していて、歯がぐらぐらになっていました。ブログを読んでくださっている方にご心配をおかけしてしまったら申し訳ないので先に申し上げますが、大丈夫だったのです!
私もとてもショックを受けました。幸い、歯は欠けていなかったのですが、歯の神経は大丈夫なのか、歯は黒くなってしまわないか…ととても不安に感じました。上下の歯は全部、綺麗に生えそろったばかりの大人の歯でした。
先生は恐縮してしまうほど申し訳なさそうに謝ってくださいました。私は責めたりはしませんでした。日々我が子を見てくださっているし、私が見ていたとしても我が子が怪我したりする恐れはあるのです。
レントゲンを撮ってはみましたが、しばらく様子を見るしかないということで定期的に歯医者さんに通院することになりました。
私は不安な気持ちと戦うことにしました
歯医者さんから帰って、夜になり一緒に布団に入りました。
「あぁ、生まれてから乳歯が生えて、それから毎日私が磨いてきた歯。どうなるんだろう。朝には何も無かったのに、夜には前歯全部がグラグラになってしまうこともあるんだ。幼児の頃は私がずっと見守ってきたけれど、子どもは私が見ていないところで怪我をしたりするようになるんだ…。」と不安が襲ってきました。
でも、私は自分の不安と戦うことにしました。
「きっと大丈夫。我が子の歯の神経は無事で、きっと元通りになる。悪い方に考えなければ、きっと良い方向に向かっていくんだ!」
歯を打ってから3カ月後
歯を打ってから、定期的に通院しました。歯を打った際に歯の周りの歯茎は損傷しましたが、歯と歯の神経は幸い損傷していなかったので、歯茎が治ってくると歯のグラグラも治って、歯の色も変色しませんでした。
歯を打ってから半年くらいしてレントゲンを撮ってみると、歯の根が下にさらに大きく伸びて歯が成長してることが分かり、歯の神経も大丈夫だということが確証されました。安心しました。
子どもが怪我した時の親のメンタル維持について
子どもが歯を打った時に得た私の子育てに対する教訓
子どもが怪我をした時、親はとても心配になります。悪い方に悪い方に考えてしまいがちです。すると、育児に手がつかなくなったり、子どもも不安になってしまって家庭内の空気も重くなってしまいます。
こういう時こそ私は「引き寄せの法則」を信じようと思いました。悪い方に考えないで、「きっと大丈夫、子どもを信じて見守ろう」と決めました。歯がグラグラになった時は無事に元通りになったので、これからもこのスタンスで育児をしようと決めました。
子どもも怪我から学んでいる
我が子が歯をぶつけてしまったのは低学年の頃です。低学年の頃には怪我でもう1回呼び出されました。その時は指を怪我して1針縫いました。
学校から怪我で連絡があったのは、歯を打った時以来無いです。転んで歯を打撲した時以降は、外でワーッと走ってしまうことがあまり無くなったように思います。高学年になっている我が子は、最近は外で歩いている時に自分から私の腕を組んで横について一緒に歩いてくれることが多いです。怪我をしてから慎重になった感じがします。
まとめ
先日、「きっと、うまくいく」というインドの映画を観ました。映画の中で、登場人物が色々な困難に出くわすのですが、「all is well(きっとうまくいく)」と唱えていたら、問題はいつも解決し、ハッピーエンドになるという内容の映画で、とても素晴らしく良い映画でした。
子育てをしていると、子どもが色々な失敗をします。親はハラハラして心配してしまうのですが、「きっと、うまくいく」と信じて見守っていけば、きっと良い結果になると信じてみようと思います。
日々の平和を祈り、ポジティブに過ごしたいと思います。
読んでくださり有難うございました。