今回はフランスのシャモニーに子連れ旅行した時のことについて綴らせていただきます。
スイスのジュネーヴ経由でシャモニーへ
我が家は飛行機でスイスのジュネーヴ空港に行き、ジュネーヴ空港からフランスのシャモニーまでシャトルバスで行きました。バスは快適で、約1時間30分でシャモニーに着きました。
シャモニー観光
シャモニーはヨーロッパアルプス最高峰のモンブラン(4810m)の北側の麓にある町です。
1786年にこの村に住んでいた一人の農夫がモンブランに初登頂して以来、登山発祥の地として知られ、世界各国からアルピニストが集まって来ます。また、1924年に第一回目の冬季オリンピックがシャモニーで開催されました。それ以降、世界有数のスキーリゾート地としても有名です。
シャモニーの見どころ
エギュイユ・デュ・ミディ
シャモニーの町からロープウェイに乗ってエギュイユ・デュ・ミディ展望台(標高3842m)に行くことが出来ます。途中、プラン・ド・レギュイユ(標高2,317m)でロープウェイを一度乗り換えます。
エギュイユ・デュ・ミディ展望台からは4000m級の山々を眺めることが出来ます。
シャモニーの町並み
ジュネーヴ観光
シャモニーで2泊して、朝からバスに乗ってジュネーヴに戻りました。飛行機の搭乗時刻まで時間があったので、ジュネーブ市街を観光してからジュネーヴ空港に向かいました。
ジュネーヴってどんな町?
ジュネーヴはスイス西部のレマン湖西岸に位置する都市で、約20万人の人が住んでいます。スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4言語で、ジュネーヴはフランス語圏です。
国際都市ジュネーヴ
ジュネーヴには国際連合ヨーロッパ本部、世界保健機関(WHO)、国際労働機関(ILO)、世界貿易機関(WTO)、赤十字国際委員会 (ICRC)などの国際機関の本部があります。
1863年、ジュネーヴに赤十字国際委員会が設置されました。国際赤十字は国境を越えて多くの人々に献身的に医療活動を続けてきた機関だったため、第一次世界大戦後の反省から設立された国際連盟の本部は赤十字国際委員会のあるジュネーヴに設置されました。
第二次世界大戦後、国際連合の本部はニューヨークに設置されましたが、国際連合ヨーロッパ本部は引き続きジュネーヴに置かれ、WHOやWTO、ILOなどの36の国際機関、約700の非政府組織などがジュネーヴに置かれています。
永世中立国スイス
スイスは1815年のウィーン会議にて複数の国家の同意を得て「永世中立国」になりました。永世中立国には、他国が戦争状態にある時に中立の立場を守る義務があり、自国領土を他国の侵害から守る義務があるため、常設的な武装が求められています。そのため、スイスには20歳から30歳の男性に兵役義務が課されています。各家庭には自動小銃が貸与されており、対戦車兵器や迫撃砲などの大型の武器も地区単位に設置されている武器庫に配備されています。さらに、核戦争に備えて、住宅、病院、学校といった建物の地下に核シェルターが設置されています。
ジュネーヴの観光地
サン・ピエール大聖堂
サン・ピエール大聖堂は12〜13世紀に建設された大聖堂で、宗教改革の中心人物であるカルヴァン(1509‐1564)が1536年からプロテスタントの説教を行った寺院です。内部にはカルヴァンによって使用された木製の椅子が保存されています。
大噴水
レマン湖からローヌ川へと流れ出る場所に世界で最も大きい噴水の1つがジュネーヴにあります。
まとめ
シャモニーはリゾート地で、治安も良く、町が新しくて宿泊施設やロープウェイなども近代的で清潔感があり、歩きやすかったので、子連れ旅行にお勧めです。フランスだからか美味しいベーカリーも沢山あって、モンブランを見ながらコーヒーと一緒に食べたクロワッサンがとても美味しかったです。日本食のお店や中華料理屋さんもあって、お米大好きな我が子にご飯をしっかり食べさせてあげられたのも良かったです。
ジュネーヴも短い時間でしたが観光出来て良かったです。近代的で大きな都市でした。
読んでくださり有難うございました。