【クッキー型】オーブン陶土でクリスマスツリーと箸置きを作ってみました。【子どもと一緒】

今週末は久しぶりに作りたい物のイメージが固まったので、オーブン陶芸をしました。クリスマスツリーと季節の箸置きを作ってみたので、その作り方について記事にさせていただきます。

材料

今回の作品作りの材料は次のものです。

  • ヤコ オーブン陶土 Milk 400g 3袋
  • ヤコ オーブン陶土専用 耐水・耐油コート剤Yu〜
  • クッキー型(もみの木型、もみじ、銀杏などのクッキー型)
  • 絵の具(アクリルガッシュ)
  • めん棒
  • 同じ高さ(1.3mm)の棒 2本
  • 絵筆
  • 絵の具パレット
  • 粘土板
  • ダイソーで買ったワイヤーライト(ストリングライト、コードの長さ150㎝、LED10球)

作り方

成型

まず、成型しました。

オーブン陶土を袋から出してめん棒で広げていきます。めん棒の横の左右に高さ1.3㎜くらいの棒を2本置いて、めん棒を渡しておくと、陶土を広げる時に同じ厚さで広げることが出来ます。(私は子どもの同じ種類の木製パズルを左右に置きました。ダイソーにも1.3㎜くらいの棒が売っていると思います。無かったら何か工夫してみてください。)
陶土を広げていきます。一番大きな星型を抜くにはヤコの陶土400g1袋では足りないので、2袋開けて広げていきました。陶土は成型している間に乾いていくので、必要な分だけ少しずつ袋から出していった方が良いです。
袋から出した時には少し湿っています。クッキー型で抜く場合には、水を加えないでそのままこねて広げて成型した方が良いです。成型の段階で乾いて使いづらくなってきたら、手を濡らしてその水滴で少し陶土を湿らせてください。
一番大きな星型を抜きます。一番大きな星型は152×145㎜あります。全ての星を2個づつ抜き出していきます。
大きな星型で抜いた陶土の中心を次の次に小さい星型で抜いていきます。抜き出した星もさらに次の次に小さい星で抜いていきます。
星型に抜き出した後の周りの陶土を丸めて広げて、また星型を抜いていきます。
我が子も一緒に成型しました。遊びにもなって子どもも喜びました。
みどり
今回用意した星は、①1番大きな中を繰り抜いた星2個、②2番目に大きな中を繰り抜いた星2個、③3番目に大きな中を繰り抜いた星2個、④4番目に大きな中を繰り抜いた星2個、⑤5番目に大きな中を繰り抜かない星2個、⑥最後に一番小さい中を繰り抜かない星1個です。なお、クッキー型のセットに入っている幹用の丸い型で型抜きしましたが、幹の上に積むとバランスが悪くなるし小さいので、結局使いませんでした。丸い型は抜かなくて良いです。

乾燥

型抜きが出来たら、くっつかないようにオーブンシートの上に並べて乾燥させます。今回はほとんど水を加えなかったので、1日で乾きました。乾くと陶土が白っぽくなります。
みどり
しっかり乾燥出来ていないと、オーブンで焼いている間にヒビ割れが出来たり割れてしまいます。1日から1週間かけてしっかり乾燥するのを待ってください。
みどり
あまった陶土でもみじや銀杏などのクッキー型で型抜きして、箸置きを作りました。箸置きは8㎜くらいに陶土を伸ばして型抜きしました。

焼成

しっかり乾燥したらオーブンのお皿にアルミホイルを敷いて、その上に型抜きした作品を並べて焼きます。温度は150〜170度で時間は30〜60分です。様子を見ながら焼いていきます。※高温だと焦げる場合があるので、150度〜160度くらいが良いと思います。

我が家にあるのは普通のオーブンレンジです。電子レンジとしては毎日使っていますが、オーブンとして使うことはグラタンを焼く時くらいです。
焼いている時は少し臭いがしますが、無害だそうです。臭いは残りませんでした。
左型がこれから焼く分、右側が焼きあがった分です。焼きあがると少しグレーがかった色になります。焼く前は手で強く握りつぶすとボロボロと壊れてしまいそうな状態ですが、焼きあがるとしっかり固くなっています。
みどり
オーブンから出す際にはくれぐれもやけどをしないようにご注意ください。また、着色する際に私は机にビニール袋を敷いていますが、焼けた直後の作品はかなり高温になっていて、ビニール袋の上に作品を出すとビニールが溶けてしまうのでご注意ください。

着色

焼きあがったらアクリルガッシュの絵の具で着色していきます。アクリルガッシュは水で薄めると水彩画のような感じで濡れますが、水で薄めないで塗るとポスターカラーで塗ったような感じになります。私は数滴水を垂らしただけで、ほとんど薄めずに塗りました。
下に大きなゴミ袋を敷いて塗ると机が汚れないです。箸置きもとても可愛く塗れて愛着が湧きました。
アクリル絵の具で色を塗って乾いたら、その上からヤコの耐水・耐油コート剤を塗っていきました。コート剤は紙コップなどに少し入れて、筆で塗りました。耐水コート剤は1度塗って乾いたら、その上からもう1度塗りました。
コート剤を塗った後はツヤツヤになります。コート剤は分厚く塗るのではなく、薄く塗って、さらにツヤを出したい場合にはその上から塗って乾かすを繰り返します。私は今回は2回塗りました。

ニス塗りの後、再度オーブンで焼く

2度目のコート剤を塗って乾いたら、再びオーブンのお皿にアルミホイルを敷いて、その上に並べてオーブンで焼きます。ヤコの耐水・耐油コート剤Yuの説明には、100〜120度で15分〜30分焼くと書かれています。

コート剤を塗った後、アルミホイルに並べて再び焼きます。私は110度で22分焼きました。様子を見ながら焼いてください。

完成

耐水・耐油コート剤を塗って、オーブンで焼けたら完成です。

同じ大きさで2個ずつ作った6種類の大きさの星をずらしながら順番に積み上げていき、最期の星は立てて飾りました。余った陶土で作った星には成型の段階でつまようじで小さな穴を空けていたので、麻紐を通してオーナメントにしました。
思ったより可愛く出来た箸置きです。来年のお正月に使うのが楽しみです。
お箸を置いてみました。自分で作った箸置き、テンションが上がります。

イルミネーション点灯

オーブン陶芸で作ったクリスマスツリーが出来上がったので、ダイソーで購入したワイヤーライト(150㎝、LEDライト10球)で飾ってみました。

ダイソーで110円で購入したワイヤーライトです。(2022年11月13日時点の値段です。)細いケーブルに小さなLEDライトが10球着いています。
星型の中にワイヤーライトをセットして、一番下の星の隙間からワイヤーを出して、星型を積み上げていきます。星型を積み上げたら、下から出しておいたワイヤーをグルグル上に巻き上げていきます。
ワイヤーライトをセットして完成です☆とても素敵なクリスマスツリーになりました☆このアイデアを閃いたので、4年ぶりにオーブン陶芸をしました。
4年前に作った小鳥の花器と一緒に記念撮影。いつも作りたい物のイメージが固まると制作意欲が湧いて作り始めます。今回は金曜日の晩から成形しだして、土曜日の晩に焼いて着色してコート剤を塗り、日曜日の午前中にはコート剤後の焼成まで終わり、完成してしまいました。子どもが寝てからの作業なので眠たいのですが、たまに夜更かしして好きなことをすると幸せな気持ちになれます。
大きさは手のひらサイズです。ダイニングテーブルの中央に飾れば、クリスマス気分が盛り上がります♪
自画自賛ですが、オシャレですよね!大満足☆

まとめ

オーブン陶芸を初めてやってみたのは4年前です。それから4年経って、今回久しぶりに作りたい物のイメージが湧いて、「これだ!」と思って作ってみました。

もみの木型のクッキー型は売っていたのですが、それで陶芸をしてツリーを作ったという記事はインターネットでは見つけられなかったので、上手く出来るか分からなくて作る時は少し不安でした。しかし、なんとか想像していた形にすることが出来てとても満足しました。

星型で抜いた陶土の中央をさらに小さい星型で抜いて、その隙間からダイソーのワイヤーライトのワイヤーを出して巻こうと閃いたのは大正解でした。クッキーと比べて陶土は重いので、中を空けておかないと重くなってしまうし、中央を抜かないとより沢山陶土を使ってしまうので材料費が高くなってしまいます。中を空けておいた星に麻紐を通して吊るしてガーランドにしても可愛いと思います。

型抜きや色塗りの作業は子どもも出来るので、親子で一緒に作ったらクリスマスの楽しい思い出にもなると思います。

ぜひ、マイクリスマスツリーと箸置きを作ってみてください。

読んでくださり有難うございました。

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