子どもと低い山で山登りデビューしました(日和田山)

我が子は自閉症で知的障害があり、現在特別支援学校小学部の高学年です。先日、初心者や子どもにも登れる低い山を探して、埼玉県日高市にある日和田山(標高305m)に登りました。今回は日和田山登山について綴らせていただきます。

日和田山登山について

日和田山へのアクセス

  • 電車で行く場合
    電車で行く場合は、池袋駅から西武池袋線に乗り、高麗駅で下車します。

  • 車で行く場合
    圏央自動車道狭山日高ICから国道407号線、県道15号線などを経由して日和田山登山口の前にある駐車場に駐車します。

日和田山登山の服装、持ち物

日和田山には楽なルートで登る女坂と岩場を登る男坂があります。我が家は女坂のルートで登ったので、履き慣れている運動靴を履いて登山をしました。女坂ルートでは、3歳くらいの幼児やガールスカウトやボーイスカウトの子ども達の集団、そしてご高齢の方も登っていました

男坂は岩場を登り下りする険しいルートです。男坂ルートで行く場合には、滑りにくい登山用の靴と靴下を履いて行くことをお勧めします。また、手を保護するための手袋があった方が良いと思います。

日和田山の標高は低いので、頂上の気温は地上とほとんど変わりませんでした。(山の気温は標高100m高くなると0.6度下がります。日和田山頂上は標高200mなので、地上より1.2度低くなります。)

その他、タオルや雨具、日よけの帽子、虫よけグッズ、防寒対策の羽織があると良いと思います。熱中症対策に飲み物も必ずご持参ください

山頂から男坂ルートを見下ろした様子です。急な傾斜の岩場を登ってくる人が見えました。

日和田山女坂ルートでの登山の様子

女坂ルートで頂上を目指しました。なお、スタートしてから頂上までおよそ25分で登りきることが出来ました。下りはもっと早く登山口にたどり着くことが出来ました。

日和田山の登山口です。
登山口を上がってすぐにお手洗いがあります。山頂にはお手洗いはありませんでした。
木漏れ日を浴びながら登り始めました。鶯が鳴いていて、とっても心地よかったです。我が子は走って登っていました。
段々高くなってきました。それでも我が子は親より早く登って行きました。体が強くなったなぁと感心しました。
木の根っこや岩の上を歩いて登って行きました。砂利や岩の上を歩く時には運動靴だと滑りやすかったので、慎重に歩きました。
女坂ルートの唯一にして最大の難所、岩の坂が見えてきました。
岩の坂にはしっかりした手すりが設置されていました。「しっかり手すりを持って!」と我が子に声を掛けながら集中して登りました。登っていると体が熱くなりました。汗もかきました。
岩の坂を過ぎると頂上の鳥居が見えて来ました。頂上に金刀比羅神社があります。
山頂の眺めです。標高305mですが、とても見晴らしが良くて達成感を感じることが出来ました。我が子も嬉しそうに眺めていました。
頂上の岩場です。ここで座って休憩をとることが出来ました。

まとめ

私も子どもの頃によく家族で近くの標高400mくらいの山に登りました。とても楽しい思い出が沢山あります。

山に登っている時の我が子はとても積極的で逞しく、私よりぐんぐん前を歩いて行きました。滑りやすい岩の上を歩いたり、足を高く上げてよじ登ったり、山登りは天然のアスレチックだと思いました。

山道で人にすれ違うと「こんにちは」と挨拶をしました。挨拶は山の文化なのですね。私が子どもの頃に登っていた山でもいつも挨拶していたのを思い出しました。

500m以下の低い山なら日帰りで気分転換に登ることが出来て、私も子ども楽しめると思いました。また登れそうな山を探して親子で登ってみようと思います。

読んでくださり有難うございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ