アレルギー?セリアック病?卵制限とグルテンフリーをしていた自閉症の我が子の食事について

自閉症の我が子は幼児の頃、卵と小麦を食べると発疹など体に異変が起きたため、卵と小麦の食事制限をしていました。そのことについて綴らせていただきます。

我が子の卵アレルギーについて

卵アレルギーとは

卵アレルギーとは、卵を食べた時に蕁麻疹や鼻水、咳や喉の痛み、喘息や呼吸困難などのアレルギー反応が出る症状です。主に卵白に含まれているオボアルブミンとオボムコイドというタンパク質が抗原となります。オボアルブミンは加熱するとタンパク質の構造が変化するので抗原ではなくなります。そのため、オボアルブミンにアレルギー反応が出ている場合には、加熱した卵であれば食べられる場合があります。しかし、オボムコイドは加熱してもアレルギーとなる性質は変化しないため、オボムコイドに反応している場合には、加熱してもアレルギー反応が出てしまいます。

乳幼児期は消化機能や腸管のバリア機能、過剰な免疫反応を抑える機能の発達が未熟です。そのため、抗原となるタンパク質が未消化のまま腸の粘膜を通過して体内に入ってしまいやすく、そうなると抗原に対する過剰な免疫反応が生じ、食物アレルギーの症状が現れてしまいます

乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌は免疫機能や腸管バリア機能を活性化すると言われています。

我が子の卵アレルギーの様子

我が子は生後半年頃、卵を離乳食として食べさせた時に口の周りと首や腕に1㎝くらいの赤い発疹がすぐに出てしまいました。病院に行ってパッチテストを受けて先生と相談し、1歳くらいまで卵は除去することにしました。その後は卵をあげる時には慎重に、しっかり加熱した卵を少しずつあげるようにしていました。

幼児期後期には加熱した卵でアレルギー反応が出ることはありませんでした。

我が子は特別支援学校に入学しました。3年生の時に血液検査を受けた結果、卵アレルギーのIgE抗体は陰性でした。乳幼児期に卵アレルギーが出ていても、成長するに従って消化器官や免疫機能が発達していくので、学童期にはアレルギー反応が出る子どもの割合は減っていくようです。

小麦アレルギー?セリアック病?

小麦アレルギーとは

小麦にはグリアジングルテニン、アルブミン、グロブリンなどのタンパク質が含まれており、小麦粉に水を入れてこねるとグリアジンとグルテニンが結びつき、弾力性のあるグルテンになります。

小麦アレルギーは小麦に含まれているグリアジンとグルテニン、グルテンが主に抗原となります。小麦アレルギーがある場合には、小麦を摂取すると蕁麻疹やかゆみ、腹痛や下痢、鼻水や喘息、呼吸困難などの症状が出て、重篤な場合にはアナフィラキシーショックが出ることもあります。

セリアック病とは

セリアック病はグルテンに対して異常な免疫反応が生じ、グルテンに対する抗体が自分の小腸の粘膜を攻撃してしまう自己免疫疾患です。小腸の粘膜の表面が自己免疫によって破壊されると栄養素の吸収不良が起こり、下痢や低栄養による体重減少、腹部膨満、非常に強い悪臭がする大量の便が出るなどの症状が出ます。

我が子の幼児の頃の様子

我が子は3歳の頃、半年くらい毎回便が粘性の下痢でした。便が形にならないのでおむつの交換がとても大変でした。毎回下痢というのは明らかに異常なのでとても心配していました。また、小麦で出来た食品を食べた後にパニック状態で体をよじって1時間くらい大泣きしていました。(発疹が出ていたわけではなかったので、小麦が原因かはすぐには分かりませんでした。言葉が出ていなかったので、泣いている原因がお腹が痛いからなのか眠いからなのか分からなくて辛かったです。)

その頃はオランダに住んでいたのですが、日本人のお医者さんがいらっしゃったのでその先生に相談して、小麦を食事から除去しました。偏食の我が子は元々パンは食べたがらずご飯の方がよく食べてくれたので、小麦を除去することで困ることはあまり無かったです。また、乳児の頃に卵アレルギーも出ていたので、3大アレルゲンの卵、小麦、牛乳のうちの牛乳も心配して、調整豆乳を飲ませていました。腸内環境を整えようと納豆や味噌などの発酵食品を食べさせたり、ビオフェルミンをあげたりしました

その頃オランダではグルテンフリーの食品がちょうど流行ってきていて、グルテンフリーのパスタやパンケーキミックスなどもよく売られていました。また、豆乳で出来たヨーグルトもBIOのお店に置いてあったので、時々買って食べさせていました。グルテンフリーの食品を食べた後にパニックになることは無かったです。

半年後くらいには下痢が治りました。それから、パニック症状も4歳くらにはあまり見られなくなりました。

今は幼児の頃のようなパニックの大泣きは無いです。小麦アレルギーも学校に入学してからは見られず、給食は小麦の制限なしでいただいています。(家でのご飯はほとんど毎日お米が主食です。)

まとめ

私は我が子の食物アレルギーの経験から腸内環境を整えることに関心を持ちました。そして、グルテンフリーの生活にも興味を持ちました。

この1年くらい、私も朝からパンを食べるのをやめました。パンを食べていた頃には夕方頃に胃腸にガスがたまってお腹が痛くなることが多かったのですが、パンをやめてからそれが無いです。(完全除去はしていないので、時々麺を食べたりしています。)

腸内細菌は脳の機能にも関わります。アルツハイマー型認知症はアミロイドβというタンパク質が脳から排出されずに蓄積して、それが脳細胞を破壊するためなるようです。腸内細菌の善玉菌であるビフィズス菌がアルツハイマー型認知症の発症抑制に効果がある可能性があるとの研究もあるようです。

我が子の食物アレルギーを改善するため、腸内環境を整えて善玉菌を増やす食生活についても調べて取り入れて来ました。

食物アレルギーの対応は慎重にする必要があります。卵は完全栄養食品と言われており、体に良い栄養素が沢山含まれています。少しずつ摂取していった方が食べられるようになるとも言われているし、摂取できる時期や量も個々人によって異なると思うので、お医者さんに相談しながら進めていった方が良いと思います。

読んでくださり有難うございました。

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