私は『イスクラ婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)』という漢方を毎日、12年間飲み続けています。12年間もかかさず飲んでいるのは、この漢方を信頼し、とても高い効果を感じているからです。
今回はこの『婦宝当帰膠』という漢方を飲み始めたきっかけや感想を記事にさせていただきます。
婦宝当帰膠との出会い
昔、結婚してから1年経った頃、私は自然妊娠できなくて悩んでいました。それで、不妊治療のクリニックに通院し始めました。
クリニックではホルモン値の血液検査や通水検査などの一通りの検査をしたり、『クロミッド』という排卵誘発剤などを服用したり、夫の精液検査をしたり、人工授精を2度試してみました。それらの治療を半年受けてもなかなか妊娠せず、毎月生理が来ては悲しい思いをしていました。
当時は総合職で、仕事のストレスも沢山ありました。残業も多かったし、上司には怒鳴られたり。クリニックの検査では大きな病気は見つかりませんでしたが、子宮内膜が薄く、血液検査の結果ではいくつかのホルモンの値に問題がありました。
薬の副作用か?卵胞が巨大になり茎捻転しそうになる
毎月、排卵誘発剤などの薬を飲み始めて8カ月ほど経った頃。その月はなかなか排卵できず、排卵予定日から1週間ほど経った頃にクリニックを受診すると、卵胞が10㎝ほどに腫れていました。
先生に「卵胞が10㎝ほどになって腫れているから、茎捻転するかもしれない。しばらく安静にしてください」と言われ、とりあえず生理を促す薬が処方されました。
茎捻転すると卵巣への血管がねじれて強い下腹の痛みが起こります。 処置をしないと、卵巣組織がダメージを受けるため、緊急手術が必要となります。
子宝で有名な漢方薬局を受診しました
不妊治療を開始して8カ月後、卵胞が巨大になり、ホルモン値はボロボロになり、自力排卵が出来なくなっていました。人口受精も2回して、それでも妊娠できなかったので、次のステップの「体外受精」に進むかについて問われていました。
クロミッドなどの排卵誘発剤などの薬を飲み、茎捻転するかもしれないくらい体の調子が悪くなってしまったので、「排卵誘発剤などの薬は私には合っておらず、このまま飲んでいたら体がボロボロになる」と思いました。それで、「しばらく排卵誘発剤などの薬はやめて、体の調子を元に戻します」と答えました。
薬で卵胞を刺激したり排卵を促したりするのは私には合っていないと思ったので、自分の体の本来の機能を高めるために漢方を飲んでみようと思い、漢方薬局を受診しました。
漢方を飲み始めて2カ月で妊娠
排卵誘発剤などの病院で処方される薬を飲むのをやめて、漢方を飲み始めました。
漢方を飲み始めた月、排卵日付近できちんと排卵しました。排卵後、病院の超音波検査で子宮内膜の厚さを調べていただくと、これまでよりしっかり厚くなり、受精した卵が着床するのに理想的な厚さになっていました。また、血液検査をしたところ、プロラクチンなどのホルモン値が軒並み正常値になっていました。
2人目もすぐに妊娠
妊娠してからは『婦宝当帰膠』だけ飲み続けていました。覚えているのが、妊娠中の血液検査で鉄などの値がとても高く、成分が良く健康な血の状態が保たれていました。
1人目を出産した後も健康維持のため『婦宝当帰膠』を飲み続けました。出産してから1年2カ月後、授乳していたので生理は止まっていました。私は30歳を過ぎていて、1人目をなかなか妊娠することが出来なかったので、2人目の子どもを早く授かりたいと思っていました。そのため、1歳2カ月で断乳しました。すると、その月にいきなり妊娠しました。
婦宝当帰膠ってどんな漢方?
どんな症状に効果があるの?
私が飲んでいる『イスクラ婦宝当帰膠』は「冷え性、貧血、生理不順、生理痛、腹痛、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り、更年期障害」に効果があると書かれています。『婦宝当帰膠』の主成分の『トウキ』とはセリ科の植物の根っこで、婦人病に効果がある漢方です。
私が感じている効果
『婦宝当帰膠』は私の不妊にとても高い効果がありました。そして、現在でも飲み続けているのは、生理が楽だからです。昔、健伸堂薬局で漢方の相談をしていた時に、先生に「生理の経血は固まっていますか?」と質問されました。
『婦宝当帰膠』を飲んでいると、血が補われ、血のめぐりが良くなって体温が上がり、生理が楽です。それだけで、毎日飲む価値があると思っています。
どこで買えるの?
私が飲んでいる『イスクラ婦宝当帰膠』はイスクラ産業株式会社が製造販売している漢方を取り扱っている漢方薬局でのみ買うことが出来ます。
取り扱い店舗はイスクラ産業のWebサイトで探すことができます。
いくらするの?
『イスクラ婦宝当帰膠』は1本300ml入っています。1本入りと2本入りがあって、1本大体5,300円くらいです。2本入りの方が割引になっています。
どうやって飲むの?
毎日、2回飲みます。私は漢方薬局で「漢方は食前の方が良い」と言われたので、食前に飲んでいます。
1回の服用量は4mlで、1日2回飲むと説明書に記載されています。※「15歳未満は服用しないでください」と記載があります。1日2回、用量通りに飲むと、1本でだいたい1カ月分です。
まとめ
私が12年間愛飲している『婦宝当帰膠』をご紹介させていただきました。
『婦宝当帰膠』は私にとって欠かせない漢方です。不妊で悩んでいた頃は、ホルモン値が悪かったし、子宮内膜も薄く、体温も低かったです。しかし、飲み始めてから体質が変わり、ホルモン値が良くなり、子宮内膜も厚くなり、体温も上がり、しっかり排卵し、生理の状態も良くなりました。
巨大卵胞が捻転しそうになった時は本当に怖かったです。薬に対して疑問を持ちました。本当は薬を飲まなくても卵胞が育ち、排卵し、子宮内膜が厚くなり、生理で綺麗にリセットされるのが理想なのだと思うし、自然なのだと思います。漢方は体が本来持っている力を高めて、自然のサイクルを取り戻してくれました。不妊症や生理不順で悩んでいる方にはぜひ漢方を試していただきたいです。
私はこれから来る更年期障害が楽に乗り越えられるように、これからもチビチビと毎日飲みたいと思います。
読んでくださり有難うございました。