伊豆大島は日帰りの方がお勧め!台風による大雨の中での旅行の感想

2022年9月23日の秋分の日、私は子連れで伊豆大島に一泊旅行に行きました。

23日、朝5時に起きて朝ごはんを食べて、6時過ぎには家を出て、竹芝のフェリー乗り場に向かいました。そして7時55分発のジェット船に乗りました。

我が家がジェット船で伊豆大島に向かっていたその頃、「9月23日(金)9時現在、高知県室戸岬の南海上で発達中の熱帯低気圧が台風15号(タラス)になった」というネットニュースが出ていました。

今回は台風とぶつかってしまった我が家の伊豆大島一泊旅行について綴らせていただきます。

ジェット船で竹芝から伊豆大島へ

伊豆大島へは東京・竹芝客船ターミナルから東海汽船のジェット船に乗って行きました。

竹芝客船ターミナル。朝7時30頃に着いて、チェックインして、7:55発のジェット船に乗りました。
ジェット船に乗り込む様子。雨は降っていませんでしたが、イマイチのお天気。この頃はまだ熱帯低気圧が台風になってはいなかったので、台風のことは気にしていませんでした。
船内の様子。船旅は久しぶりでテンションが上がりました。乗り心地良かったです。
我が子も船旅をとても喜んでニコニコしていました。
船が出向してすぐの景色。お台場が見えました。
伊豆大島の岡田港に9時40分に着きました。高速ジェット船はとても早く、1時間45分で東京から大島まで行くことが出来ました。ジェット船は日によって岡田港に着いたり、元町港に着いたり変更があるようです。

伊豆大島観光

大島に着いてすぐに岡田港でレンタカーを借りて、車で岡田港から元町に向かい、「ショッピングセンター べにや」で飲み物やお菓子、お酒などを買いました。

みどり
大島は大手のコンビニエンスストアがありませんでした。また、スーパーもすごく少ないので、飲み物などの必需品は買える時に買っておいた方が良いです。
11時頃、元町の定食屋さん「丸久食堂」でお昼ご飯を食べました。

雨が降ってきたので三原山トレッキング断念

今回の旅では三原山をトレッキングするのをとても楽しみにしていました。

しかし、雨が降ってきて霧で視界も真っ白だったので、三原山トレッキングは断念しました。

三原山には日本で唯一、国土地理院が発行する地図に「砂漠」と表記されている「裏砂漠」があります。

9月の爽やかな秋晴れの青い空の下で、雄大な三原山の景色を眺めながら歩くのを楽しみにしていましたが、大雨のため諦めました。

とりあえず三原山温泉に浸かって大地のパワーはいただきました

本当は三原山温泉で三原山を眺めながら温泉に入る予定でしたが、雨と霧のため景色は全く見えませんでした。

しかし、やることもないのでとりあえず三原山温泉でゆっくり温泉を満喫しました。

本当はこんな雄大な三原山の景色を眺めながら温泉に入る予定でした。
三原山温泉ホテルの入り口の写真。霧で霞んでいます。強い雨が降っていたのでトレッキングや観光は出来ませんでしたが、温泉に浸かってリラックスすることは出来ました。昭和感満載なホテルでしたが、温泉はとても気持ちよく、頭を空っぽにして、体の疲れも癒すことが出来ました。

大島のパワースポット、泉津の切通し

温泉に浸かって元気が出たので、小雨が降る中、「泉津の切通し」という場所に向かいました。
三原山温泉から泉津の切通しまでは約10㎞(車で約20分)のところにあります。

車道の脇に立つ大きな2本の木の間に階段がありました。
奇跡的に雨が上がったので、車を降りて階段を登ってみました。緑と土の香りがして、とても神秘的な雰囲気がありました。エメラルドグリーンがとても美しいですよね!自然のパワーをもらい、心が安らぎました。行って良かったです。

地層大切断面(愛称バウムクーヘン)を観光

「泉津の切通し」に行った後、奇跡的に晴れ間が出て空が明るくなったので、「地層大切断面」を観にいきました。泉津の切通しから地層大切断面までは約16㎞(車で約20分)で行くことが出来ます。

過去約1万8000年の間に繰り返し起こった大噴火、100回以上の噴出物が巨大な縞模様を作りあげました。この地層は1953年、島の一周道路を建設するため山を削った時に偶然発見されました。
大きな地層の断面。縞模様がはっきりと見えました。
大地のパワーを感じる断面。
地層大切断面の前には海が広がっています。ほんの少し青空が出ていました。晴れていたらもっと綺麗な青い海を眺めることが出来たんだろうなぁ。

宿で一泊し、翌日は台風のため予定を早めて帰路につく

地層大切断面に行った後、また雨が降り出したので早々に予約していた宿に向かいチェックインしました。

翌日は朝から台風が接近していたため大雨が降っていました。

朝ご飯を食べて8時に宿をチェックアウトし、大急ぎで岡田港へ向かいました。(その日就航するのが岡田港か元町港かを、朝7時半頃東海汽船のWebサイトで確認することが出来ます。)岡田港のチェックインカウンターは朝9時に開きましたが、それまで空調のきいた施設でベンチに座って待つことが出来て快適でした。

台風が来ていたため、午後15:50発のジェット船が欠航になってしまう可能性があると判断し、急遽午前11:40発のジェット船に変更して、雨の中船に乗り込み、無事家路に着きました。

みどり
ジェット船は一日に3本くらいしか出ていません。台風などで欠航になってしまった場合、家に帰れなくなってもう一泊しなければならなくなる可能性があります。ジェット船の他に大型客船も一日1本就航しています。大型客船は海が荒れていても就航できる場合が多いようですが、大島から東京の竹芝まで約4時間半もかかってしまいます。
※ジェット船や大型客船の発着時刻は日によって異なります。東海汽船のWebサイトに時刻表が掲載されておりますので、東海汽船のWebサイトをご確認ください。

伊豆大島は一泊しないで日帰り旅行の方が向いているかもしれない

今回の旅では台風が来ていたため、楽しみにしていた三原山トレッキングが出来ませんでした。

また、宿を予約する際、大島に宿が少ないため、コンビニやレストランの少ない大島で朝晩のご飯付の宿を探すのも難しかったです。

今回宿泊したホテルは、昭和感満載な古い施設で、その割には料金が高いと思いました。(ご飯は美味しかったし、オーナーさんは親切で良かったのですが…)

急速に発達した台風に対して、ジェット船に乗る時刻を変更するなどの対応を取らなければならなくなり、慌ただしい旅行となってしまいました。(無事に家に帰れたから良かったですが…)

今回の旅行の反省点を踏まえると、お天気が良さそうな日に朝早くジェット船で大島に向かい、三原山をトレッキングして、時間があれば泉津の切通しや地層大切断面などを観光したて、その日のうちにジェット船で東京に帰った方が良かったと思います。

まとめ

今回は台風の影響で大雨が降り、慌ただしい旅になってしまいました。

あいにくの雨天でしたが、三原山温泉に浸かり、泉津の切通しや地層大切断面を見て歩いて、日頃の疲れを取りリフレッシュすることが出来ました。

大島では草むらの中から「リーンリーン♪」と鈴虫の声を聞くことが出来ました。最近見なくなったカタツムリを見つけて、子どもに「これがカタツムリだよ」と教えてあげました。

ご親切に声を掛けてくださる方々に何度も出会いました。

帰りのジェット船が竹芝客船ターミナルに着き、高層ビルに囲まれた東京の街を歩いて帰宅している際、数時間前にいた大島の大自然の力を自分自身の中に感じました。

都心とは全く違う景色なのに、品川ナンバーの車が走っている伊豆大島。
お天気が良い週末、少し早起きをして日帰りで伊豆大島を旅してみませんか?

読んでくださり有難うございました。

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