私はこのブログでカフェイン断ちをしてきたこと、血糖値スパイク体質のため糖質制限を意識して食事をしていること、乳がん検診で引っかかって、針生検をした結果良性だった時のことなどを記事にさせていただいております。
これらの記事はGoogleの検索上位にヒットしているものもあり、私のブログの中では多くの方に読んでいただいている記事です。
みどり趣味でやってきたこのブログもお陰様で段々読んでくださる方が増えてきて、直近28日間（2023年1月〜2月）のPV数が9,600、ユーザー数が4,900を超えてきています。
遺伝子検査の結果によってはブログを読んでくださる方への情報の説得力が増すと思ったのと、乳がんやその他の癌、生活習慣病に関わる自分の疾病リスクなどを調べたいと思ったので、先日、遺伝子検査Genesis2.0を受けてみました。
今回はその結果を見ながら考察してみたいと思います。
Genesis2.0って何？
Genesis2.0とは？
Genesis2.0とは日本で唯一の遺伝子解析の専門会社であるジェネシスヘルスケア株式会社が運営しているGeneLife（ジーンライフ）という遺伝子検査商品ラインアップの1つで、GeneLifeシリーズの中で売上1位のアドバンスド遺伝子検査キットです。
みどり会社概要を調べてみたところ、創業者夫婦のお子さんが発達障害の診断を受けたことがきっかけで、遺伝子解析をしてみて、遺伝子的にその子に合った行動療法を取り入れて子育てをし、その子どもが元気に育ったことが発端で遺伝子解析の専門会社を設立したようです。
どんな検査項目があるのか？
Genesis2.0では、がんや心筋梗塞、肥満要因や肌タイプ、アルコールやカフェインなどの感受性や分解能力、運動能力や脳の計算能力や情報処理速度、母方祖先のルーツなど、約360項目を解析できます。
どこで購入するのか？
私はAmazonで購入しました。2023年2月4日現在、amazonでは12,900円（税込）で販売されています。
みどりちょっと高い。でも健康はお金に変えられないので買ってみました。
リンク
検査方法、検査結果確認方法
検査方法はとても簡単です。検査キットが送られてきたら、その中に入っている採取キットを使って唾液を採取し、同封の封筒で返送するだけです。
試料（唾液）を返送した後、1カ月後くらいにメールにて『検査結果のお知らせ』がくるので、メールに記載されているアドレスに自分で設定したメールアドレスとログインパスワードでログインし、検査結果を閲覧します。
唾液採取前、最低1時間は飲食・喫煙をしてはいけません。唾液を漏斗に入れて、保存液の入った試験管の中に流し込みます。そして、必要事項を記入した『遺伝子検査サービス申込同意書』と試験管を検査キットに同封されていた封筒に入れて返送します。私の検査結果の考察
カフェイン耐性や依存性について
私は数年前まではお気に入りのコロンビアのコーヒー豆を常備して、朝からドリップして2杯、午後も1〜2杯飲んでいました。午後の不安感や飲めない時のイライラを感じたので、禁断症状に1週間耐えて、カフェイン断ちしました。私はカフェイン断ちして体に良い効果を感じています。
さっそくですが、私のカフェインに関する遺伝子検査の結果はこちらです↓
かつての私は毎日コーヒーを3〜4杯飲んでいたので、飲み過ぎていたと思います。カフェインに依存しやすい遺伝子を持っているのかもしれません。
かつてはコーヒーの飲みすぎで、飲まないと禁断症状が出てイライラしていました。カフェイン耐性が強かったとしても、飲み過ぎていたら良くない症状が出てしまいますね。
遺伝子的には不安を感じにくいようですが、カフェインは飲んでいるうちにどんどん欲しくなる量が増えていくので、結果的には飲み過ぎてしまい、不安をコントロールできなくなってしまうのかもしれません。
カフェインの苦みも感じにくいようで、私はブラックで飲んでいました。みどりカフェイン断ちをしてからもう5年くらいは経っていると思います。遺伝子的には苦みや不安感を感じにくいけれど、カフェインは依存性が高いので過剰摂取してしまう遺伝子的傾向があるようです。私がよく買っていた『加藤珈琲店のコロンビア』豆のカフェインレスコーヒーもあるみたい。それはちょっと気になるかも。
リンク
血糖値スパイクと糖質制限、肉食好きについて
私は食後血糖値が急激に上がってしまって、血糖値スパイクを起こします。そのため、白米は食べずに玄米を食べたり、食事の順番をまず野菜やお肉から食べて最後に炭水化物を食べるようにしたり、高たんぱくを意識した食生活を取り入れています。
みどり朝から卵を必ず食べたり、電子レンジで出来る高野豆腐の煮物を一品増やしたり、おやつに炒り豆をポリポリ食べたりしています。
私の炭水化物の摂取傾向についての遺伝子検査の結果はこちらです。↓
私のご先祖様は甘いものの摂取傾向が少ないらしいです。さらに、炭水化物と脂質では、脂質摂取傾向が高いようです。
血液中のインスリン濃度は遺伝子的には標準傾向のようです。普段受けている健康診断の結果でも、血中インスリン濃度は正常値です。問題は食後瞬発的に閾値を超えてしまう血糖値スパイクです。食後以外は正常域なのですが…。私は甘いものへの欲求は遺伝子的にはそこまで強くないのですね。甘いものも美味しいですが、どちらかというと脂質（お肉）への欲求が強いです。ベーコンの脂身も大好きだし、豚肉の脂身も大好きです。週末はランチに行って、『餃子＋ビール』『焼肉＋ビール』が最強のコンビで最高の癒しなので、お肉の方が好きです。ただし、次に記載しますが、アルコールは好きですが強くありません。
アルコール耐性について
私はビールの味が大好きです。食事のお供にビールがあると幸せです。しかし、1缶だけなら美味しいですが、2缶目にいくと頭がクルクル回ってドキドキしてしまいます。しかし、すぐ良くなるので悪酔いはしません。
お酒の代謝能力について調べてみると、アサヒグループホールディングスのWebサイトに次のように記載がありました。
お酒を飲んだときに発生する有害物質アセトアルデヒドは、体内の「ALDH（アルデヒド脱水素酵素）」によって分解されます。ALDHには、アルデヒドが低濃度のときに働く「ALDH2」と、高濃度にならないと働かない「ALDH1」があります。
「ALDH2」の活性が弱いか欠けていると、アセトアルデヒドが貯まりやすく、「お酒に弱い体質」（二日酔いになりやすい）になります。この酵素の活性は遺伝子によって異なるので、私たちは両親からお酒に「強い」か「弱い」かを受け継ぐことになります。ただし、アルコールで全身の臓器に障害をきたすのは、むしろ「お酒に強いといわれる体質」の人なので注意が必要です。 また、ALDH2が完全に欠けている人は、いくら訓練してもお酒に強くなることはありません。
アサヒグループホールディングスのWebサイトより引用
私のアルコール耐性についての遺伝子検査の結果はこちらです↓
この項目は関連遺伝子（ALDH2）の項目で、私は判定結果38.3％の『ほとんど分解出来ないタイプ』でした。このタイプの人はアルコールを摂取するとすぐに赤くなるそうで、私も若い頃はすぐに真っ赤になっていました。ただし、『全く分解できないタイプ』ではないので本当に良かったです。
アルコールを分解する経路には、①アルコールを二日酔いの原因物質であるアルデヒドに分解する、②二日酔いの原因物質であるアルデヒドを無害な物質へと分解する の２段階があります。この判定結果は①の段階に関わるADH6、ADH1Bという遺伝子に関する解析結果で、お酒に酔った状態の持続時間に関わっているそうです。私はすぐに赤くなりビール2缶目で一瞬頭がクラクラしますが、割とすぐに素に戻れるので、この代謝2の結果通りだと思います。
私ってコーヒーとかアルコールの依存症リスクが高いですね〜。過剰摂取になりやすいのでしょうか。割と自制心強いと思っているのですが…。でも、自制心が強くなったのは過去に色々失敗してきたから今は慎重な性格になったからなのかもしれません。人の性質は遺伝子だけではなく環境要因もあると、保育士試験の勉強で学びました。みどり私は結局、アルコールに酔いやすいらしいです！「
ヴェリタスブロイ最高！美味しすぎて平日禁酒出来る人が続出している。」の記事でもご紹介していますが、私は『ヴェリタスブロイ』というドイツのノンアルコールビールを平日は愛飲しています。普通のビールは週末に飲んでちょっと酔うくらいがやっぱりちょうど良いのですね。遺伝子検査って結構当たっています。
リンク
乳がんのリスクは？その他の癌や7大生活習慣病のリスクは？
私の乳がんやその他の癌についての遺伝子検査の結果はこちらです↓
私の乳がんのリスクは遺伝子検査では低いようです！これは嬉しい結果です。祖母も母も乳がんになったことがないので、乳がんリスクは少ないと思っています。
乳がん以外にも、大腸がんや胃がん、食道がん、子宮がん、メラノーマなど、33項目の癌のリスクを調べることが出来ました。私がリスクが高かったのは膀胱がんと子宮頸がんだけでした。子宮頸がんは2年に1回検査に行っているので大丈夫だと思います♪
7大生活習慣病の項目です。父は糖尿病予備軍で、祖母も血糖値が高かったので、私も血糖値には問題が出やすいのだと思います。玄米を食べて糖質制限を続けようと思います。その他、面白いと感じた結果
私の祖先は約5万年〜4万年前に東中国で誕生
私の遠いご先祖様はM7グループの人で、約5万年〜4万年前に東中国で誕生したらしいです。台湾や沖縄、北海道、インドネシア、フィリピンを移動して日本にやってきたそうです。脳の情報処理速度
仕事がやや早いってことですか？これは嬉しいですよね。加齢の脳への影響
これはさらに嬉しい！歳をとっても脳がまだまだ働いてくれるようです♪運動能力も調べられる！
やっぱりね。子どもの時から走るの嫌いだったもんね。長距離走などの有酸素運動が苦手らしいです。胸の大きさや閉経時期などの婦人科系の遺伝情報
私の胸は遺伝子的には『やや大きい』らしいのですが、実際の私の胸は全然大きくないです。（この項目以外は「当たっている」と思うことが多かったです。）胸の大きさは成長期に十分な栄養を摂取する事や、十分な睡眠時間によりホルモンの分泌を減らさないようにすることなどが必要不可欠らしいです。やっぱり環境因子も影響しますね。
いつ閉経するんだろう…。40代、大事にしよう。閉経してもオシャレしてワクワクしていたいな！乳糖不耐症
ですよね〜。私、冷たい牛乳飲むとお腹がゴロゴロしてしまうから牛乳飲まないです。日本人のほとんどが乳糖不耐症らしいですよ。大豆は乳がんのリスクを減らしてくれるらしいし、これからも豆乳を飲みます！お肌のリスク
私は体内の酵素活性が弱いため、シミができやすく身体が酸化しやすいらしいです！ショック。でもその対策のためのレシピブックもついていて心強いです。美肌メニュー、作ってみようかな。リンク
みどり口コミが良かったから、最近この『ナイトケアホワイトリッチ』を使ってみています。冬なのに乾燥しないし、なんとなくシミが薄くなったような…♡
金属アレルギー（ニッケル）
私は若い頃に化粧品アレルギーを発症して、市販されている一般的な口紅を塗ることが出来ません。口紅を塗るとヒアルロン酸を唇に注入したように腫れ上がり、水泡が出来て破けて酷いことになります。また、若い頃に『資〇堂』などのファンデーションを塗った際に化粧品かぶれを起こしてお肌がボロボロになりました。でも、『ファンケル』の無添加のファンデーションや口紅は塗ることが出来るので、もう25年くらい愛用しています♡リンク
みどりこのアイシャドウ、最近愛用しています♡ファンケルの商品より安価で、ノンケミカルで発色も良くて使いやすいです。ファンデーションはずっとファンケル一筋ですけどね♡
ハイリスク一覧は分かりやすい。
近視！大正解です。喘息は妊娠中に『咳喘息』になりました。その時は漢方の『麦門冬湯』を飲んだらピタッと治りました。排卵日と生理前日の片頭痛は治りませんね〜。低体温になるから仕方ないのでしょうか。その日は寝るしかないですね。ダイエット
エネルギー代謝に関与する遺伝子を調べることで、肥満タイプの遺伝的要素が分かるそうです。肥満タイプには、
①遺伝的要素が無いタイプ（アダム・イヴ型）
②遺伝的に炭水化物の代謝が苦手なタイプ（りんご型）
③遺伝的に脂質の代謝が苦手なタイプ（洋なし型）
④遺伝的に蛋白質の利用が苦手なタイプ（バナナ型）
の4つに分類されるそうです。私は『洋なし型』でした。
『洋なし型』の人の特徴は「ご飯やパンなどの主食よりも、おかずが大好き」らいしです。大正解じゃないですか！脂質を過剰摂取すると下半身中心に脂肪がつきやすいらしいです。私の母も祖母も40代までは細かったのに、50代以降太ってしまいました。『洋なし型』の人にお勧めのダイエット方法やレシピブックも検査結果に添付されていたので、脂質の摂り過ぎを防いで体型を維持したいと思います。まとめ
今回、遺伝子検査Genesis2.0をやってみて、私の遺伝子が持っている特徴を知ることが出来ました。
前から気になっていたカフェイン断ちの効果については、私は過去コーヒーを毎日3〜4杯飲む生活を送っていましたが、遺伝子検査の結果からコーヒーへの依存性が高いことが分かったので、コーヒーを飲む習慣を止めて良かったと思いました。
また、2型糖尿病のリスクも高いので、糖質制限を意識した食生活は続けたいと思います。
さらに、私は糖質よりも脂質が好きであることが遺伝子検査の結果からも証明されたのですが、肥満の観点では脂質の代謝が苦手で過剰摂取によって下半身を中心に太りやすく冷えやすい『洋なし型』の体質に分類されることが分かったので、脂質の過剰摂取を避けて、香辛料や香味野菜、根野菜などの体を温める食材を積極的に食べようと思います。そういった私の遺伝子的体質に合った食事や運動のアドバイスもあり、とても為になりました。
昨年、乳がん検診の針生検をして良性だったのですが、乳がんのリスクは遺伝子的には低いことが分かったのは嬉しかったです。また、他の癌や生活習慣病による疾病にかかる遺伝子リスクを知ることが出来て、生活習慣を見直すきっかけになりました。Genesis2.0の結果は健康診断の結果とも大体合っていて、精度が高いと感じました。
読んでくださり有難うございました。
