9月の車山と八島ヶ原湿原、長門牧場、御射鹿池、八ヶ岳アルパカ牧場の旅について

以前、8月の夏真っ盛りの頃に長野県の車山や八島ヶ原湿原を旅した際の記事を投稿させていただきましたが、先日秋分の日近くの3連休で再訪したので、9月の長野県の車山高原周辺の旅についてご紹介させていただきます。

今回の旅の工程

今回は長野県茅野市の白樺湖周辺の宿に2泊しました。

旅行1日目は電車でJR小渕沢駅まで行って、小渕沢駅前のJR駅レンタカーで車を借りて白樺湖の近くの宿まで移動して一泊しました。2日目の朝から長門牧場車山八島ヶ原湿原の順に観光してもう一泊しました。旅行3日目の朝に宿をチェックアウトして、御射鹿池八ヶ岳アルパカ牧場の順に観光して、帰路につきました。

みどり
旅行2日目の午前11時頃、八島ヶ原湿原に行って駐車しようと思ったら、満車で列が出来ていました。Googleによると八島ヶ原湿原は10時から11時頃が混雑のピークみたいです。午後14時以降に再度訪れたら割とスムーズに駐車出来ました。八島ヶ原湿原が混んでいる場合には旅の行程を調整してみると良いかもしれません。

長門牧場

旅行2日目の朝一番に長門牧場に行きました。長門牧場はとても空いていました。青い芝生の原っぱに朝露がキラキラと輝いていてとても美しい光景でした。

広々とした芝生の草原をおおはしゃぎして走り回っていました。
普段あまり見せてあげられない牛や馬の姿を見せてあげることが出来て良かったです。
古いトラクターが2台置いてありました。乗り物好きの我が子は「トラクター乗る!」と言って喜んでいました。
とても綺麗な施設があって、施設の中で乳製品やパン、お菓子などのお土産が販売されていました。アイスクリームとパンを買って食べました。とっても美味しかったです。
トラクターに乗って牧場を遊覧するアクティビティもありました。

車山、リフトと徒歩下山

長門牧場に行った後、八島ヶ原湿原に行ってみたら混んでいて駐車できなかったので、車山に向かいました。車山も混んでいましたが、駐車場が広いのですぐに駐車することが出来ました。

9月の連休、とても混んでいました。ビーナスラインではバイクのツーリングをする人に沢山すれ違いました。ドライブイン霧の駅にはバイクのオフ会かと思うほどバイクが停まっていました。
4年ぶりに車山を訪れました。絶対にもう一度行きたいと思っていた念願が叶いました!我が子は憧れのリフトに乗ることが出来てとても喜んでいました。
車山のリフトは4人掛けのリフトで、リフトを乗り継いで計2回乗って車山山頂まで行きました。リフトで山頂を目指すワクワク感は最高でした。とても気持ち良かったです。
車山山頂からの雄大な景色を眺めました。車山は傾斜がなだらかなので、穏やかな景色を楽しめる山だと思います。
頂上には車山神社と気象レーダー観測所がありました。余談ですが、私は気象予報士を一度受験したことがあります。(難しいから諦めました。)気象予報って高校化学でも勉強するPV=nRTの気体の状態方程式やコリオリの力等を使って予測しています。広い世界の大気の動きを解析するって凄いですよね。
1925mの山頂からは八ヶ岳連峰や北アルプス、富士山などの山々を眺めることが出来ました。
帰りはリフトに乗らず、歩いて下山しました。頂上からリフト乗り場まで1時間くらいで下山することが出来ました。傾斜は緩やかな道でしたが、砂利道で時々滑ってしました。下りの景色はまた最高だったので、体力に自信のある方には歩いて下山することをお勧めします。歩いて下山している高齢のご夫婦を見かけて、素敵だなと思いました。
9月中旬、ススキの草原がとても綺麗でした。都会に住んでいるとこんな雄大な景色を子どもに見せてあげられないので、やっぱり時々旅に連れていってあげたいと思いました。大人の私もリフレッシュ出来ました。

ススキが金色に輝く八島ヶ原湿原

以前、8月に八島ヶ原湿原を訪れた際には、夏の緑が鮮やかで、黄色やピンクの草花が咲いていて、とても美しかったです。いつか秋の景色も絶対に見に行こうと思っていたので、ススキが風になびく秋の景色を見ることが出来てとても満足しました。

八島ヶ原湿原をトレッキングする前にトイレに寄りました。トイレの前にトイレチップの募金箱がありました。募金で集まったお金で木道回収作業や自然環境保全活動などをしてくださっているようです。
トイレの奥に八島ヶ原湿原の入り口があります。トンネルをくぐると、八島ヶ原湿原が目の前に広がります。
八島ヶ原湿原。木製の道に沿ってぐるりと一周トレッキングしました。車山を下山した後すぐにまた八島ヶ原湿原を歩きましたが、小学生の我が子はまだまだ元気に歩けていました。私も景色を楽しみながらゆっくり散策しました。
8月に訪れた時は緑色の草原と青い空の景色を楽しむことが出来ましたが、9月は茶色く紅葉した草と黄金色のススキの草原の景色を見ることが出来ました。花はあまり咲いていませんでしたが、ススキが輝いていてとても美しかったです。
我が子は木道が大好きで、とても軽快に歩いていました。途中休憩しながら1時間半くらいかけて1周しました
やっぱり!茶色い草原と青い空の景色も最高でした。
ススキが美しくて最高でした。ススキの中でとても素敵な家族写真を撮ることが出来ました。
子どもの背丈よりも高く伸びたススキの大草原。綺麗だったなぁ。

御射鹿池

旅行3日目の朝一、御射鹿池に行きました。朝の御射鹿池は斜めから日の光が差し込んでいて、池の水面にカラマツの林の景色が映っていてとても美しかったです。

池は透明度が高く、濃い緑色でとても綺麗でした。シャモニーで池のほとりからモンブランを眺めた時の雰囲気にとても似ていて、シャモニーのことを思い出しました。
御射鹿池は農業用のため池なので、そんなに大きな池ではありませんでした。カメラを持った人が「御射鹿池は朝日を浴びた時が綺麗」と言っていました。私はスマホで撮りましたが、満足のいく写真を撮ることが出来ました。

八ヶ岳アルパカ牧場

旅の最後に八ヶ岳アルパカ牧場に行きました。アルパカ牧場には25頭ほどのアルパカが飼育されていました。職員の方々がアルパカに愛情を注いてとても可愛がって育てていることが伝わってきました

八ヶ岳アルパカ牧場の入り口。こちらで入場券を購入しました。
入口に飼育されているアルパカの写真が掲示されていました。みんなとても可愛い顔をしていて、早く会いたいとワクワクしました。
入場して手を洗って、さっそくアルパカと触れ合いました。アルパカはとても賢くて自分のトイレの場所も分かっていました。毛がモフモフで柔らかくて温かくて、触れているととても癒されました。100円で餌を購入して、餌をあげることも出来ました
木陰の斜面でアルパカがのびのびと暮らしていました。
面白いアルパカ?のパネルがありました。
我が子もアルパカのフワフワの毛を気持ちよさそうに触っていました。餌をあげるのは少し怖がっていました。
モフモフで可愛いアルパカさん。
リボンも付けてもらっていて、とても可愛かったです。生き物と触れ合っていると優しい気持ちになれますね。
奥にモルモットとウサギの部屋もありました。
膝にモルモットを乗せて、草を食べさせました。アルパカに餌をあげるのを怖がっていた我が子でしたが、モルモットは怖がらずに草を食べさせてあげていました。

まとめ

4年前の夏に訪れた時に感動して、「いつかまた絶対に行きたい!秋の景色も見たい!」と思っていた車山や八島ヶ原湿原に、今回また訪れることが出来て本当に良かったです。9月の車山や八島ヶ原湿原は、草原の色が茶色くなっていて、ススキが金色に輝いていて、爽やかな秋晴れの空に映えてとても美しかったです。

前回訪れた際にはリフトを使って車山に上り下りしましたが、今回は下りは歩いて下ることが出来ました。私よりも我が子の方が足取りが軽やかでどんどん前を歩いていくので、我が子が体力も精神力もついて成長していることを実感することが出来ました。

また、今回は初めて八ヶ岳アルパカ牧場も訪れました。アルパカがとても可愛くて、子どもも私もとても楽しめました。アルパカやモルモットなどの動物を撫でてあげる時、大人の私は無意識でも力の入れ方や撫でる方向などをコントロールして優しく出来るのですが、障害のある我が子は慣れない動物が少し怖い気持ちもあるので力が入ってしまいがちでした。

アルパカ牧場でアルパカやモルモットが気持ち良いように撫でてあげる練習が出来たのがとても良かったです。撫で方を教わって撫でているうちに、我が子も優しく、動物の温かさを感じながら触れてあげられるようになっていました。動物に触れながら相手を思いやる気持ちも育まれたのではないかと思いました。子どもの成長には色々な経験が大切だと改めて思いました。

読んでくださり有難うございました。

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