ドイツのアーヘン大聖堂とブリュールのお城とモンシャウへの旅について

今回はケルン大聖堂に行った際にブリュールのアウグストゥスブルク城とアーヘン大聖堂、モンシャウにも行ったので、その時の旅行について綴らせていただきます。

ブリュールのアウグストゥスブルク城

ブリュールのアウグストゥスブルク城はヴィッテルスバッハ家のクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンによって18世紀初頭に建設されたお城です。1994年までは、ドイツの国賓をもてなすレセプション・ホールとして使われていました。ロココ様式の壮麗な宮殿で、1984年に世界遺産に登録されました。

アウグストゥスブルク城への行き方

我が家は車で行きました。ケルン大聖堂からは車で約25分(約18㎞)で行くことが出来ます。電車で行く場合にはケルン中央駅から電車でBrühl(ブリュール)まで行って、徒歩約3分で到着します。

フランス・バロック様式のシュロス庭園です。噴水や手入れされた花や木々がとても美しくて、人も少なくてゆったりと過ごせました。
とても広々としていました。早朝に行ったので朝日で輝いていました。
我が子も朝日を浴びながら嬉しそうにお散歩していました。ゴージャスな館内も見学したかったです。

館内を見学することも出来るのですが、早朝に行ったため開館までの待ち時間が長かったので、お庭と外観だけ観て帰りました。館内のガイドツアーの時間等は公式ホームページでご確認ください。

ブリュールへ行った後にベートーベンが生まれた町、ボンにも寄りました。ボンではゆっくり観光できず、写真も撮っていませんでした。ベートーベンがお好きな方はぜひボンにも寄ってみてください。ちなみに私はベートーベンの「月光」2楽章が軽やかで好きです。

アーヘン大聖堂

ブリュールのお城を観に行ったあと、アーヘン大聖堂に行きました。アーヘン大聖堂は北ヨーロッパ最古のもので、786年にフランク王国のカール大帝が建設しました。936年から1531年までの約600年間に神聖ローマ帝国の30人の皇帝たちの戴冠式が行われたアーヘン大聖堂は歴史的にとても重要な場所で、1978年に世界遺産第一号として登録されました。

みどり
カール大帝の歴史については「ハプスブルク帝国の歴史とハプスブルク展に行った感想について」「子連れ旅行、ベルギーの歴史とブリュッセルの旅について」でも記載させていただいております。宜しければご覧ください。

アーヘン大聖堂への行き方

我が家はブリュールのお城から車で行ったので、約1時間(約72㎞)で着きました。電車で行く場合にはBrühl(ブリュール)駅からKöln Hauptbahnhofケルン中央駅)に行き、乗り換えて最寄り駅のAachen Hauptbahnhof (アーヘン中央駅)へ行きます。電車では約1時間40分で到着します。

ゴシック様式の大聖堂の入り口です。
増築されてきたのでとても大きいです。
外観。
アーヘンの街は結構人も多かったです。お土産屋さんなどもあり、街歩きも楽しかったです。
入口から中に入った瞬間から黄金の輝きが目に入り圧倒されます。
八角形のドーム型の天井も黄金に輝いていました。内部は古代ギリシアやローマの古典主義様式や東ローマ帝国のビザンティン様式、フランク王国のゲルマン人の様式が取り入れられた建築様式です。カール大帝は西ヨーロッパ世界を統一した”ヨーロッパの父”と呼ばれています。
政治的に重要な意味を持っていた宮殿教会です。
美しい祭壇。さすが皇帝の大聖堂。
金が使われたモザイク。
ステンドグラスもとても美しかったです。
アーヘン大聖堂は別格だと思いました。歴史の重みを感じました。

木組みの家の可愛い村、モンシャウへ

アーヘン大聖堂を観に行ったあと、ベルギーとの国境にある小さな町モンシャウへ行きました。

モンシャウへの行き方

我が家はアーヘン大聖堂から車で行ったので約40分(約32㎞)で着きました。公共機関で行く場合には、アーヘンの駅からバス(66番)が出ています。

モンシャウは森の中にありました。なんとなく飛騨高山のような雰囲気だと感じました。
木組みの家々が立ち並んでいてとても可愛い町でした。モンシャウはマスタードが有名で、私はマスタードを買って帰りました。とても美味しかったです。

まとめ

アーヘン大聖堂やブリュールのアウグストゥスブルク城、モンシャウの可愛い町並みなどを堪能することが出来ました。それぞれが造られた時代背景が異なるので、全く別の景色を楽しむことが出来ました。

私はアーヘン大聖堂に行ってから、世界史の学び直しが趣味になりました。各国を旅しながらヨーロッパの歴史を調べるようになり、帰国してからも様々な本を読んで知識を増やしていくうちに、世界史の面白さに気が付きました。

↑世界史はヨーロッパ地域や中東やアフリカ、アジア、アメリカ大陸と国境が変化していくし、同じ時代の中でそれぞれの国々が別々で発展していったり戦争したりします。この本は大まかな流れや歴史的背景を分かりやすく説明してくれるので、学び直しを始めるにお勧めです。

ドイツの旅の魅力が上手くお伝え出来ていると幸いです。

読んでくださり有難うございました。

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