草津温泉(湯畑、西の河原公園、草津熱帯圏)子連れ旅行について

10月最終週の週末、私は家族で初めて草津温泉に行ってきました。今回はその旅について記事にさせていただきます。

高速バスで草津へGO!

草津温泉は標高1,200mのところにあります。標高が100m上がると0.6〜0.7度気温が下がるので、草津温泉は私が住んでいる場所よりも8度くらい気温が低いです。そのため、「そろそろ紅葉が見ごろかな?」と思って出かけました。

みどり
10月最終週の週末、草津の天気は最高気温11度、最低気温3度くらいでした。夜は冬並みに寒いので、ダウンジャケットの下に着られるダウンベストも持参しました。

草津までは東京駅や新宿駅などから高速バスが出ています。新宿から草津までは車で約3時間10分(約174㎞)で行くことが出来ます。電車で行く場合には何度か乗り換えもあり、さらに時間も4時間程かかります。料金も、バスの方が電車で行くよりお得です。そのため、今回は高速バスで草津温泉に行きました。

ただし、高速バスの場合は道路の混雑状況によって到着時間がかなり遅れてしまいます。

みどり
今回の旅行では高速が渋滞していたため、行きも帰りも到着時刻が遅れ、帰りは5時間以上バスに乗っていました。知的障害のある我が子が静かにバスに乗っていられるか心配しましたが、ずっと静かに過ごしてくれました。公共機関での移動は小さい頃から繰り返していて、今回のバス旅行でも静かに乗っていてくれたので、渋滞に巻き込まれたこともまた良い経験になったと思いました。バスの座席はほぼ満席でしたが、バスの一番後ろにトイレがあって、そのトイレの前の最後尾の席を予約していました。

草津温泉の観光

草津温泉はバスターミナルから観光名所の湯畑、西の河原公園まで歩いて巡ることが出来ます。

今回の旅では14時頃に草津温泉のバスターミナルに着きました。着いてすぐに湯畑の近くに予約していた宿泊場所に行ってチェックインして荷物を置き、それから西の河原公園に行って散策し、西の河原公園内にある露店風呂に入り、それから湯畑に行って観光し、晩ご飯を食べ、食べ終わった後は湯畑と西の河原公園のライトアップを観て、そして宿に戻りました。

翌朝はのんびり起床して温泉に浸かり、朝ご飯を食べて、10時にチェックアウトして、もう一度湯畑を観て、湯畑から徒歩1分の光泉寺をお参りして、それから草津熱帯圏を観光し、お昼ご飯を食べて、13時半頃に帰りのバスに乗りました。

みどり
湯畑は2回訪れましたが、2日目の朝に観た湯畑の方が良かったです。午前中は気温が低いので湯気がモクモク上がっているのがはっきりと見えました。

西の河原公園

西の河原温泉は草津の西側にある公園です。河原のあちこちから毎分1,400ℓの温泉が湧きだしているので、お湯の川が流れています。

流れている川を触ってみると温かかったです。
我が子も「あったかい、あったかい」と言っていて、可愛かったです。
お湯がどんどん湧き出ていました。草津温泉は毎分3万2,300ℓの温泉が湧きだします。自然湧出量では日本一の量です。
丁度、紅葉も見頃の時期でした。黄色や赤の紅葉がとても綺麗でした。
西の河原公園の中に数か所、足湯もありました。草津温泉にはバスターミナルや湯畑など、あちこちに足湯があって、町全体が温泉街でした。

西の河原露天風呂

西の河原公園の奥には西の河原露天風呂がありました。西の河原露天風呂はとっても広くて、ゆっくりと入れるくらいの温度で、とても気持ち良かったです。温泉に浸かり、大地のパワーを心身にもらいました。

パパと男湯に入った我が子は温泉からあがって服を着ていた時に、服を脱いで、また入ろうとしていたそうです。心から癒された温泉で、さすが天下の名湯”草津温泉”だと思いました。

湯畑

西の河原公園を散策した後、湯畑に行きました。湯畑は温泉街の中心にある、草津温泉の中核をなす源泉です。湯畑の中には、高温の源泉水の温度を下げるためと、湯の花を採集するための桶が設置されています。湯畑の施設の周囲のロータリーは芸術家の岡本太郎がデザインしました。

さすが自然湧出量日本一!大きな源泉がありました。湯気がモクモクと湧いていて、圧巻の景色でした。昔、別府温泉にも行ったことがあったのですが、別府温泉と並んで素晴らしい温泉だと思いました。
町中、硫黄の香りがしていました。湯畑の中は硫黄の花がいっぱい咲いていました。
湯畑の下流には温泉が轟轟と音を立てて流れ込んでいました。
温泉の泉。この源泉から周囲の温泉施設に温泉が配給されています。
素晴らしい温泉の泉。大地に感謝。草津温泉は古くから薬湯として知られており、「恋の病以外は全て効く」と言い伝えられています。
湯畑には足湯の他に手洗い用の湯が流れていました。草津温泉はPH2の強酸性のお湯で、10秒間で新型コロナウィルスの感染力を97.5%失わせる効果があると書かれていました。温泉に浸かった時、温泉が目に入ると沁みました。

西の河原公園と湯畑のイルミネーション

西の河原公園と湯畑は日没後はライトアップされていて、湯気にライトが当たり、幻想的で美しかったです。

西の河原公園

草津温泉は夜も町も楽しめて、とても良かったです。

湯畑

湯畑のイルミネーションはLEDで色が変わって、幻想的でした。
青い湯気が立っていました。沢山の人が観光に訪れていて、草津温泉は人気がある温泉だと思いました。
夜の湯畑も風情があって素敵でした。硫黄の香りがまた良かったです。

光泉寺

湯畑から徒歩1分のところに光泉寺がありました。紅葉が綺麗に見えたので、階段を登ってお参りしました。

10月最終日、ちょうど紅葉の時期でした。
階段を登ったところにある境内。赤い紅葉が映えて美しかったです。地方に旅行で訪れる度に日本の魅力を再発見します。
黄色い銀杏も美しかったです。日本って本当に素敵な国。

温泉饅頭

草津の町歩きをしていたら、あちこちに温泉饅頭や温泉卵のお店など、色々なお店があって楽しかったです。昭和レトロの居酒屋や射的場のお店などがありました。

温泉饅頭の長寿店の前では温泉饅頭半分を試食に配っていました。試食のお饅頭を手に取ると、美味しい緑茶まで出してくださって、至れり尽くせり。ホカホカ出来立ての温泉饅頭と温かいお茶は美味しくて。結局買いました。
我が子もパクパク美味しそうに試食のお饅頭を食べていました。
試食。試食が大きすぎて美味しすぎて。草津温泉は町全体的に観光地の割に安いお店が多く、サービス精神旺盛な観光地だという印象を抱きました。

その他町歩き

『遊工房てとて』というお店に入りました。
『てとて』にはひょうたんで作ったランプが売られていました。レジでは店主がひょうたんに細工をしてランプを作っていました。工房では体験もできるようです。また、素のひょうたんが500円で売っていました。ご主人はとても親切に作り方を教えてくださいました。時間が出来たら自分でも作ってみようと思っています。
コンビニで地ビールが売られていたので買いました。KAWABA ALE美味しかったです。

草津熱帯圏

我が子に動物を見せたら喜ぶかな?と思い、草津熱帯圏を訪れました。草津熱帯圏には猿、ワニ、カピバラ、インコ、フクロウ、蛇、ミーアキャットなどの色々な動物がいました。

草津熱帯圏。入口に平成9年に秋篠宮殿下ご一家が訪れた際の写真が掲載されていました。佳子様も真子様も幼くて可愛かったです。でも、家族にプライベートは無かったのだろうなと可哀そうにも思いました。
お猿さん。「餌、頂戴頂戴」と立って手招きしていました。檻の中には温泉のお風呂もありました。
白い蛇さん。蛇苦手な私ですが、白い蛇さんは神秘的で少し可愛く見えました。
カピバラと触れ合う我が子。カピバラセラピーになったかな?

お昼にお勧め!和食処 みやたや

草津熱帯圏を出た頃、ちょうどお昼の時間だったので、草津熱帯圏のすぐ傍にある「和食処 みやたや」さんでお昼ご飯をいただきました。

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津283−1 TEL:0279‐88‐2241
みどり
「和食処みやたや」さんはリーズナブルで、とても美味しい定食屋さんでした。お店に入ったら、タクシー運転手の方々も食事をされていて、私たちが座ると店内は満席でした。地元の方々からも愛されている定食屋さんのようでした。草津熱帯圏を訪れた際にご飯のお店を探されている方にぜひお勧めします!

宿泊した宿

今回は「ペンション マイウェー」さんに素泊まりでお世話になりました。「ペンション マイウェー」さんはリーズナブルな宿で、Googleや「じゃらん」などの口コミも良かったのですが、口コミの中で「オーナーの態度が最悪」のような口コミがあったので、泊まる前は心配していました。

しかし、「マイウェー」は評価ポイント通り、良い宿泊施設でした。部屋は埃一つないくらいに掃除が行き届いていたし、温泉は家族で貸し切れて、とても気持ちの良い温泉でした。心配していたオーナーの方はとても親切な方で、「この人を怒らせるって、どんなお客さんで何をやらかしたのだろう」と思いました。

広くて清潔な部屋で、とてもリラックスして過ごすことが出来ました。

コタツと石油ファンヒーターがあって、なんだか実家に帰ったようなそんな気分を味わえました。温泉が最高でした。

まとめ

今回、草津温泉に初めて訪れて、草津温泉の泉質の良さを体感することが出来ました。草津温泉は「にっぽんの温泉100選」で10年連続1位を達成するなど、名実ともに素晴らしい温泉です。

草津温泉に浸かって、日頃の心身の疲れが取れて、とてもリラックスすることが出来ました。また、湯畑や西の河原公園に湧き出る温泉を見て、地球のエネルギーを感じ取ることが出来ました。

草津温泉の町並みもとても素敵でした。最近、各地の観光地を訪れると「オシャレなカフェ」がよく見られるのですが、草津は昭和レトロを全面に出して、それが成功していると思いました。若い観光客の方々も沢山来ていました。「オシャレなカフェ」でも、街に増えすぎるとみんな飽きてしまうのでしょうね。よく観光地で閑散とした「オシャレなカフェ」を見かけるようになりました。草津温泉の昭和レトロな町並みがまた、「昭和テーマパーク」のようで楽しかったです。

草津温泉は活気のある温泉街でした。ぜひまた何度も草津温泉に足を運びたいと思います。

読んでくださり有難うございました。

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